建築設備の位置づけ
建物は、意匠、構造、建築設備で構成されています。
良い建物は、設計技術者、構造技術者、設備技術者の技術力が、一体となって生まれます。
建物の構成要素である「意匠」は容姿で、「構造」は骨格、「建築設備」は頭脳、神経、循環器、消化器、血管等に該当します。従って、建物がその機能を十分発揮するためには、「設備設計」の役割が大切です。
当協会の位置づけ
協会は、お客様のために、行政・各種団体との両輪で、良い建築設備(高品質で低コスト)の創造に寄与しています。
協会では、公益的な事業や、会員間での技術研鑚など多くの事業を実施しています。なお、協会は正会員と賛助会員で構成しており、正会員は、建築設備の設計・監理を業として行っています。
事業内容等
建築設備に関する技術及び苦情相談
- 無料相談会の実施
- 協会内に技術資料及びメーカー各社のカタログを展示し自由閲覧
業務責任の確立
適正な業務報酬の調査・研究
迅速な情報伝達
- 「未来の風」「設友」の発行
- 協会ニュースの発行
- 技術資料などの配布
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社会的地位の向上
- 設備設計事務所の業務内容のPR
- 建築設備士資格者の資格法制化の推進
- 設備設計事務所の登録制度の推進
- 設備設計の分離発注推進
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技術向上
- 講習会、研修会、見学会の実施
- 協会内に設備図書を展示し、自由閲覧
- CAD等、設計効率化勉強会の実施
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技術向上
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建築設備士等の免許取得に関する講習、及び指導
- 行政・各種団体等からの調査・研究受託
- 事務所経営に関する調査・研究
- 福利厚生の充実
会員相互の親睦活動
設備設計では品質とコストを重視
技術者の使命は、建築設備の設計・監理において、お客様に良い品質を安く提供することです。
このため、設計ではお客様のニーズを聞いて、品質とコストのバランスをとって行います。
品 質
- 機能性
- 快適性
- 安全性
- 利便性
- 省エネルギー・省資源
- 環境保全性
+
コスト
- 設備費
(イニシャルコスト)
- 維持費
(ランニングコスト)
- 年経費
ライフサイクルコスト